メイキング(下塗り~本塗り(肌・目・水着))
前回の続きからいきます!!
今回は肌と水着と髪、に人物レイヤーを分けます。
クリスタは塗りつぶし機能が高性能なので、少し隙間が開いていてもはみ出さずに塗れます。
こんな感じに塗りつぶしていき、塗りきれない場所はペンツールで塗り足します。
最終的にはこんな感じになります↓
これで下塗りは終わりです。
では、本塗りに入ります!!
最初に肌を塗っていきます。肌レイヤーの上に新規レイヤーを作り、モードは乗算にしクリッピングします。
肌の影は少し赤みの強いオレンジで塗っていきます。
こんな感じで塗り進めていきます。
本来なら光源云々ありますが、今回はあえてでたらめにします。イラストを描くときに一番苦労するのは影ではないでしょうか。私もそうでしたが、慣れないうちは光源をあえて無視して、感覚でやってみるといいかもしれません。パッと見、不自然でなければ大丈夫かとおもいます。実際の人物を模写しているわけではないですから、あまり光源にこだわり過ぎると、かえってくどくなります。
・・・・・・ほどほどが一番です。
と、メイキングに戻ります。
ざくざくと付けていき、こんな感じになりました。↓
このままではくどいので、影の不透明度を下げます。↓
こんな感じになりました。
影が終わりましたので、白目と頬の赤みを塗ります。
これではだの塗りは終わりです。
次は目です。
目の塗りは絵師さまによって色々方法がありますので、ここでは柊羽流の塗りをご紹介します。下色は黒に塗ってます。
まず、目のレイヤーの上に光彩レイヤーを作り、モードを加算発光にします。
強めのエアブラシツールで、目の真ん中辺りをぐりぐりと塗り、不透明度を下げると・・・・
こんな感じになります。さらに影レイヤーの上に新規レイヤーを作って、下地の明度を下げたものを瞳孔部分に置きます。
今度は光彩レイヤーと瞳孔レイヤーの間に新規でハイライトのレイヤーを作り、モードを光彩レイヤーと同じく加算発光にします。
今度は筆ツール(透明水彩)を使い、目の下辺りを半分くらいまで塗ります。
そしてまた、不透明度をさげると・・・・
こんな感じになりました。これで一旦目の塗りは終わりです。
次は水着の塗りに入ります。
水着のレイヤーの上にモードを乗算にした影レイヤーを作ります。
水着の影は、肌に馴染むように暗い灰色に赤みを入れたものを使います。
肌の影を見ながら、影をつけていきます。
こんな感じに塗ったら、不透明度を下げて調節します。
これで影は終わりです。
ですが無地では淋しいのでカラートーンで模様を入れます。今回は花柄で。
サイズや角度を調節して・・・・・水着は完了です。
長くなるので一旦区切ります。